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理想と現実・経営者の実像

2018年10月13日「土曜日」更新の日記

2018-10-13の日記のIMAGE
<経営者は“人格者”が一番――「仕事で儲け社会奉仕」>人間だけが機械を発明しておきながら、機械的には生きられない。人間の頭脳や生理は感情を主として動くので、反人間的なものには拒否反応を示す。例えば、高度に造形化されたビル群の中では、人間らしい生き方はできない。この前提に立てば、私の住んでいる千葉県は太古から山川海に恵まれて、人と自然が融和できる。まさに、理想郷といえる。人間らしさの対極が都会の「ビル群」であるが、それは人間が造った反人間的な場といえるし、機械的空間ともいえる。世の中理想と現実は異なるが、お金儲けをしようと思えば、お金はビル群の方に多く落ちているから、事業に成功したい人は都会に集まる。人の集まる所に、お金も集まるからである。………舎が好きだ、と理想を言ってもはじまらない。同様に、社長を永くやっていると、経営者の世界でも、理想と現実はちがうな、うまくいかないな、と思うことはよくある。ちょっと考えただけで十はあるが、まずは「お金に執着する経営者ほど失敗が少ない」と言うことができる。金銭に執着する人は浅ましいといわれるが、事業は淡泊であってはならない。投資に積極的で、利潤追求に欲々とし、儲けにこだわる人でないと、気まぐれなお金は逃げていく。失敗したくないなら、お金の目減りに敏感になり、儲けが減るのには反発しないといけない。失敗したくないからお金にこだわり、お金の流れを読む。お金にきたないのではなく、人一倍お金を大事にするから手厚く扱い、お金と密着し、成功へと帰結させる。次に自分では当たり前だと思うのだが、他人からは変だと言われる例を一つ。私でさえ「社長は一般人より人格者でなければならない」と日頃から心構えする。披歴して僭越だが、仕事をしながらいつも道に迷う。その時、経営者は人格者になるのが一番だと思っている。まず仕事で徹底的に儲ける。その上で、町内に奉仕し、貧しい人を助け、女性を引き上げ、奉仕を行い、外国人に親切にする。少なくとも、そのように振る舞おうと考えている。ということで実行してみると、すぐに批判と抵抗の風が巻き起こり、「何よ、偉そうなことを。いつも反対のことやってるくせに」と私の真意を理解しない批判が、カンカンガクガク。身内ほどつまらないことを言う。私は嵐の過ぎ去るのを黙って待つ。…別に、私は立派な器ではございませんよ。私はね、経営者として失敗しない指針として、一番安全な方法として、自分にこの道を課しているのでありますよ…と言いたい。

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