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資産運用会社の社員

2018年12月14日「金曜日」更新の日記

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さてこの資産運用会社、REIT独自のルートで資産を取得することもありますが、この資産運用会社の株主=スポンサー会社から資産を取得するケースが多いのです。資産運用会社の社員は多くの場合、スポンサー会社が運用会社の株式の過半を所有していることから、そこから出向でやってきた社員を中心に構成されています。特に運用会社の社長についてはスポンサー会社の精鋭を送り込むことが多いようです。すなわち、スポンサー会社と良好な関係を保ちつつ、スポンサー会社から流れてくる物件を忠実に取得し、これを運用していくことが、彼らのミッションともなる。したがってREITの投資口を購入するにあたっては、まずはこのREITを組成している親=スポンサー会社の方針やクレジットをよく確認して購入することが肝要となります。このREITが日本の不動産マーケットに及ぼした影響は、非常に大きなものがありました。今まで、個人レベルでの不動産投資といえば、ワンルームマンションやせいぜい賃貸アパートなどの居住用不動産での運用でした。ところがREITは多くの資産を抱えたうえで、その資本の部分を上場させて投資口という形で1口2万円から100万円程度で売買できるようにしてしまったのです。上場しているということは、毎日売買ができるということです。あの大きすぎて動かせない、高すぎて買えないと思っていた大型のオフィスビルや賃貸マンション、シヨッピングモールなどが自身の資産となってしまいます。これがREITであれば株式や債券と同様に、ネットでクリックすればいつでも自分のものとなります。また売却する際にも、同様にネットに売りに出せば瞬時に売買を成立させることも可能です。毎日投資口価格については「場」が立っていますので、売却価格に悩む必要もないのです。多くのREITが複数の物件を所有していることから、たとえそのうちの1棟が空室になっても他の物件での実績と合わせることで、リスク分散を図ることができます。いわば、REITは投資家にとって「買う自由」「売る自由」を手にすることができる、そんな商品なのです。

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