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買ってはいけないリアル不動産とは

2018年12月28日「金曜日」更新の日記

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不動産のコモディティー化現象あらゆる商品がコモディティー化していると言われています。たとえばマクドナルドのハンバーガー。1971年7月8日、東京の銀座四丁目、三越銀座店の1Fという超一等地にオープンしたこのお店は、当時店内には座席がなかったことから、このアメリカ生まれのハンバーガーを一つ味わおうと大勢のお客が行列を作り、立ったままで当時としては値段の張る1個8円のハンバーガーにかぶりついたものでした。3年たった今でもこのハンバーガーの値段はあまり変わっていませんし、マクドナルドは日本中どこにいってもその変わらぬおいしさを味わうことができるようになっています。今やハンバーガーを特別なものと考える日本人はいないでしょう。液晶テレビが世に出始めた2000年代初頭、従来のブラウン管テレビと異なり薄型で鮮明な画像を提供するこの画期的な商品は、1インチあたり約1万円というのが常識的な値段でした。今では8インチ程度であれば5万円前後でも買えてしまいます。つまり1インチ1500円程度にまで価格が下がっているということです。わずか2年あまりで起きた出来事です。「モノの値段が下がるのは消費者にとってはけっして悪いことではありませんが、ではなぜこんなに下がり続けているのでしょうか。これが商品のコモディティー化と言われている現象です。つまり、ある製品が発明される。それが良いモノであれば、人はどんどん競ってその製品を買う。ところが、多くの人がその製品を買ってその効用を享受する。すると、その製品そのものの価値が、生活のうえではごく「あたりまえ」となってしまうのです。製品の差別化がしにくくなると、これを製造する供給者は差別化の要素を品質ではなく、価格に求め出します。幸いコモディティー化しているので、大量生産は可能になっています。他社を凌駕するには価格で勝負、というわけです。このように多くのモノだけでなくサービスまで含めて、「あたりまえ」になったことで、すべての価格が安くなる。今の世の中はそんな方程式が幅を利かせる時代になっているのです。

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