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紹介物件の下見

2019年1月16日「水曜日」更新の日記

2019-01-16の日記のIMAGE
場所はチェントロ(中心街)のど真ん中。ミケランジェロのダビデ像所蔵で有名な、アカデミア美術館のすぐそばに位置します。3rdPIANO(日本でいうところの4階)で、建物はいつの時代に建築されたものなのか見当もつきません。現在は学生が3人でシェアをしている、といいます。イタリアでの下見は現地で不動産屋さんと待ち合わせるのが常であり、渡された住所を頼りに訪ねていくと、そこには初老の男性がひとり。2人その場でにらみ合った末に、「ゴメンゴメン」と不動産屋さんが到着します。その男性は物件の持主、大家さんでした。・3ベッドルーム十LDKで浴槽つき。・間取りも問題なし。・内装もきれい。・家具(わりと)立派。・家賃も比較的妥当なお値段。しかし、問題がいくつかあるのです。仕事上、重い荷物を持って出かけることが多々あると予想されるので、エレベーターなしの4階はつらいというのが一点。大家さんは「エレベーターを近々設置する」と断言していますが、工事も始まっていない状態でその言葉を信用しろというのもいかがなものでありましょうか。それからもうひとつ。息子は自転車乗りを覚えたばかりの時期でもあり、これだけの中心街ですと車や人の往来も激しく危険。そして子供の遊び場や公園の類いが近所にないのでは?と懸念されるのです。家具や内装から判断するに、いかにも欧州らしい生活ができる、という想像力が膨らんだのですが、どうも室内が暗く陰気なたたずまいでもある印象です。同行してくれた不動産屋さんに、その場で「いまひとつ」という気持ちを伝えてみれば、「ああ、そうOK!Ciao~!」などとドライな対応。すぐさま帰ろうとする彼を捕まえて、別の物件はないのかと尋ねてみました。「あるよ」(ならば最初から紹介しなさい!)。というわけで2件目は翌日となりました。場所は市内東部に位置します。

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