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自分らしい住まいとは何か

2019年1月19日「土曜日」更新の日記

2019-01-19の日記のIMAGE
「都心に近くて最寄り駅からも近い」といった「資産価値の落ちないマンションの条件」を忠実に守って選んだはずなのに、どういうわけか諸手をあげて喜べない。確かに「欠陥住宅」をつかまなかったという点で失敗していないのかもしれません。しかし、消去法で選んだ住まいには本当の満足感を得られないのではないでしょうか。また、クルマやファッションに関しては独自のこだわりと洗練された選択眼を持っているエグゼクティブでさえも、住まいを対象にしたとたんに戸惑った表情に変わります。なぜか眼力が鈍ってしまう。肝腎なポイントを忘れてしまっているようなのです。住まい選びに必要な「センス」が身に付いていないと言えるかもしれません。本書では、こうしたミスマッチの根本原因に迫りたいと思います。一般に「家は一生に一度の買い物」という表現をしますが、多い人でも2回程度。3回に至る人はほとんど僅かでしょう。経験がない分、わからないことだらけなのも事実です。しかし、わからないからといってトライアンドエラーは利きません。言うまでもなく住宅(特に首都圏の場合)はとても高額です。そのうえ手続きや諸費用のことを考えれば、失敗したからといって簡単にやり直しがきくわけではありません。他のモノと違い、リカバリーの難易度が圧倒的に高いのが「家」なのです。そんなことは誰もが承知なはずなのに、どうしてこんなにも多くの人が失敗や後悔をしてしまうのでしょうか。みなさんの失敗や後悔の大半は「自分のライフ(生活)サイズ」と「暮らしイメージの希薄さ」に起因しています。テレビをはじめとするマスコミの過剰な「防衛洗脳」報道のために、もっとも肝心な「自分らしい住まいとは何か」に意識が回っていないのです。

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