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賃貸に住み続ける場合

2019年2月9日「土曜日」更新の日記

2019-02-09の日記のIMAGE
「女性のためのかしこいマンション購入術講座」で、参加者からよく質問されるのが、「賃貸と購入では、どっちがお得?」ということです。いくらお金を支払うかということだけから考えると、どちらも同じだと思います。実際の出費金額を計算して、賃貸の場合と購入した場合を比較してみましょう。 ①賃貸に住み続ける場合 35年間の賃料の総支払額は、マンションを購入した場合の出費総額よりも総じて少ないものです。ただ、賃料の上昇串が高くなるほど購入との差額は小さくなります。賃料上昇率が2パーセントの場合に約2500万円の差。同6パーセントの場合は450万円しか変わりません。一方、賃料上昇率が低ければ、金利も低いので貯蓄残高もあまり増えません。ローン支払い額との差額を貯蓄残高に加えても、購入した場合の資産価値には及びません。 定年から年金支給開始の65歳までの5年間の無支給期間と、万が一の病気や事故を考えて1000万円は用意しておかないと、安心して老後を暮らせないと思います。ですから、合計3700万円くらいは、60歳までを目標に貯めておかなくてはなりません。これが出来る!という人は、賃貸でもいいと思います。 一方、マンションを購入するという人は、とにかく定年の60歳までにローンを完済させることが、第一条件です。マンション購入のための住宅ローンは、シングル女性の場合2000~2500万円が一般的です。仮に2000万円の住宅ローンを3パーセントの金利で借りて、20年で返済すると、ローンの利息が約662万円かかりますから、支払い総額はだいたい2662万円。 それから、同じく60歳までに、万が一のときと無収入期間の備えとして1000万円の貯金を準備したとします。 こうすれば、60歳の時点でローンの返済と、家賃の支払いがなくなるのですから、年金収入だけでも老後の生活は十分に賄えるはずです。

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