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管理会社の倒産から管理費を守る

2019年2月21日「木曜日」更新の日記

2019-02-21の日記のIMAGE
居住者から集めた管理費や修繕積立金はマンションの規模にもよるが、総額で百万円単位、一千万円単位、ときには億単位になることも珍しくない。そのため、大金に心を動かされて使い込み、持ち逃げといった不祥事がしばしば起きる。 そんなことから、個人に大金を持たせると危険、ということで管理会社にそっくり預けているケースがある。また、多くの管理組合では日常の管理業務と会計業務を一括して管理会社に任せているので、お金の出し入れなどの面で管理費も預けておいたほうが何かと便利ということもあるだろう。なかには管理費の振込口座そのものを管理会社名義にしてしまっているケースもある。 しかし、管理会社にお金を預けるのは最も危険だ。横領など発生しなくても、景気低迷が長引くと倒産ということも考えられるのだ。その管理会社が大丈夫でも親会社である不動産会社や建設会社などの経営が破綻し、連鎖倒産することもある。現実に管理会社が倒産して裁判所で争ったものの、管理費だけでなく、長年積み立ててきた修繕積立金も返ってこなかったという事件が発生しているのである。「古き良き時代lすべての時代は古くなるほど良く思えるもの」『黄金時代』バイロン仲間や、同年代の人たちが集まると、よく「昔はよかった」という話になる。現在八十歳の人も、六十歳の人も、四十歳の人も「昔はよかった」と、それぞれに感慨にふけるところがおもしろい。おそらく、それぞれの時の流れのなかで、記憶のなかの角張ったところがけずられて、思い出は美しく、丸くなっていくからだろう。しかし、現在から見れば「よかった時代」も、「その時」を一生を共にしていたときには、それなりに悩んだことも、苦しかったこともあったはずだ。たとえば、食料難の時代や、住居難の時代や、受験レクチャーの時代や、就職難の時代に、それらを乗りきることは、決して楽しいことではなかったはず。それでも、現在から振り返ってみると、その時代は懐かしい。ということは、現在の悩みや苦しみも、やがては懐かしく、美しい思い出になっていくに違いない。勇気と元気を出して、現在の直面している問題を乗り越えていこう。ジョージ・バイロン(一七八八~一八二四)はイギリスの詩人。

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