管理人はだれ！？

2019年3月14日「木曜日」更新の日記

建て替えにあたって、返済中のローンが障害になっているケースの場合、買い替えローンとほぼ同じ条件で利用できる「建て替えローン」もみられます。地価の下落により、自宅の評価額が借入金残高を下回って住まいの建て替えが難しい方が、二世帯住宅にしたい場合、低利なローンに切り替え、親子で共同して返済する形（親子二世帯型）にすれば負担を軽減できる場合には、有効な活用ができるのではないでしょうか。事例では、築15年の木造住宅を土地価格だけでの値段で購入したが、借入金残高が多く残っており、収入の見込みも期待できず困っていました。返済額の軽減のため借り換え専用ローンを考えましたが、息子の結婚を機に、親子リレーで二世帯住宅にすればと思い、「建て替えローン」の利用を検討したところ、借入金残高約2670万円に対し、査定価格3000万円、担保価格2400万円とのことで、約300万円の担保不足でしたが建て替えローンが可能と思われました。建物は2世帯住宅を親子リレーローンで借りれば、毎月返済額は23万円から17万円に引き下げられるほか、息子が連帯債務者となるので安心したとのことです。事前に金融機関の窓口で、建て替えの内容、資金計画、現状による相談を行い、借入金額も多くなるケースが多いので、納得のうえ借りましょう。