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家は値上がりを目的に買うものではない

2019年3月26日「火曜日」更新の日記

2019-03-26の日記のIMAGE
"バブル崩壊前には、土地の神話がありましたし、日本経済は土地本位制であり、土地をどれだけ持っているかが信用の元でもあり、個人も企業もこぞって土地を買いましたから、投機を巻き込んで急激な値上がりをしました。 しかし、バブル時の強烈な地価対策の結果、地価は暴落し、これが金融や企業の不良債権の元になったのです。このことから、今土地を購入して、値上がりを目指す人はいません。まだまだ地価はなだらかながら下がっています。 さらに、企業の会計制度が時価会計にかわるので、土地の含み損を処分するために、売られる土地がどんどんでてきますから、さらに下がるかもしれません。 家は住まうためのもので、資産形成のものではないのです。いうならぱ、車のようなもので、年数が経てばそれだけ「減価償却」して価値が減っていくものなのです。 もちろん、車のように10年経てば無価値になるというようなことは、マンションではありませんが、それでも中古は新築時よりは価格は下がるのがあたりまえと考えなければならないので、そのつもりで住んでください。 もしマンションを購入した場合を考えてみましょう。 マンションでは、大体は最長で35年間公庫融資が受けられます。ところが40歳で35年借りると、75歳になってしまいます。 しかも公庫の生命保険は70歳までですから、71歳で本人が死んだときには、後のローンは残された遺族が支払わなければなりません。 そのように考えますと、ローンが終わるのを一般的な定年である60歳完済から逆算して、35年さかのぼると、なんと25歳になってしまいます。 「そんな若いときに買えないではないか」と考えますが、住宅ローンの支払いの「毎月いくら」というのはこの考え方で計算して、「家賃より安い」という宣伝の仕方をしています。 そのために、30年間、25年問で返済するとなれば、毎月の返済額は意外と多くなるのです。このように、基本パターンではなく、その人の年齢から考えて、無理のないマンションの買い時というのは、おのずから決まってくるのです。"

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