部屋探しは重要!快適な生活を送る方法!あたらしくらし

トップ > 元年5月> 19日

今後のマーケット動向を予想

2019年5月19日「日曜日」更新の日記

2019-05-19の日記のIMAGE
「リーマン・ショック/ギリシャ危機(欧米のバブル崩壊)」2008年9月に欧米のバブル崩壊がリーマンの破たんという形で顕在化した。これ以降金融・不動産マーケットは暴落し、世界的な消費の低迷、ギリシャ危機とつながってきた。日本は間接的にこの欧米のバブル崩壊の影響を受けている。「政府・日銀の金融政策」1991年初頭に日本のバブルは完全崩壊した。日本の銀行などの金融機関は多額の不良債権を抱えて危機的状況に陥り、政府・日銀は銀行救済を余儀なくされた。政府はバブル崩壊後の税収不足を補うために、赤字国債の発行が絶対的に必要になる一方で、日銀はデフレ政策を推し進めることで日本の金融機関を救うという方向性を見出した。すなわち、日銀は金利を低めに誘導しながら、金融機関に国債を買わせたのだが、国債を保有した金融機関はしばらくじっと待っていれば、金利が低めに誘導された分、価格が上昇するので、売却すれば利益が得られる。「これを繰り返すことにより金融機関は利益を出し続けて不良債権処理を進めていった。政府は金融機関が国債の受け皿になってくれたので安心して国債を発行し続けられるという、政府と日銀のなれ合いの構造がずっと続いているのだ。政府・日銀がデフレ政策を取り金利を低めに誘導し続けた結果、バブル崩壊時8%近くあった長期金利が1年ほどで約1%になり、その後、長期金利1%前後という異常な低金利、デフレ状況がかれこれ2年も続いている。つまり、日本経済はバブル崩壊後、3年以上にわたり政府・日銀のデフレ政策の中で景気回復の糸口を見いだせない状況が続いているのだ。以上が私の考える主な不況の原因・理由である。これを基に今後のマーケット動向を予想してみたい。

このページの先頭へ