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今、景気が良くなって金利が上昇したら何が起きるだろうか

2019年5月20日「月曜日」更新の日記

2019-05-20の日記のIMAGE
日銀は金融機関から国債を8兆円ほど買い進めてマーケットに資金供給する。そして、金融機関は国債の売却により得た資金を企業に積極的に融資をして、震災後の復興プロジェクトや、日本企業の海外の優良資産買収を後押しする。「これに国際協力銀行などが同調し、官民挙げて海外企業・資源などの権益、あるいは不動産などの海外優良資産をどんどん買収していく。そして、欧米諸国が危機感を持つようになれば自然と円安になっていく。簡潔に申し上げよう。ポイントは、日銀が積極的にお札を刷るか否かにかかっているのだ。思い出していただきたいのだが、2012年に入って2月4日、日銀が、国債を対象として、金融資産買い入れ基金の枠を8兆円から8兆円に増枠すると表明した。すなわち、日銀がお札を刷って、2兆円規模の国債の買い増しをすると表明しただけで、為替は大きく円安に振れ、日経平均株価は1万円台を回復したではないか。マーケットは日銀がお札を刷ることを望んでいるのだ。なぜなら、お札を刷れば景気がよくなるからだ。日銀はインフレが嫌い?ではなぜ日銀はお札を刷りたがらないのか。それは日銀がインフレが嫌いだからであろう。おそらく、1991年初頭に崩壊したバブル経済の副産物である不良債権の影響で、多くの金融機関が倒産、統合に追いやられていったことが中央銀行としてトラウマになっているのだろう。そしてもうひとつ。日本の金融機関は大量の国債を保有しているが、クーポン(利子)は1%程度、あるいはそれ以下であろう。今、景気が良くなって金利が上昇したら何が起きるだろうか。

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