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セミオートバスの長所

2019年5月29日「水曜日」更新の日記

2019-05-29の日記のIMAGE
名前からすると、何でも自動的にしてくれるお風呂のようだが、実際に自動化されているのは、お風呂を沸かす作業だけ。「運転」とか、「お風呂」などと書かれたボタンを押すだけで、湯船に好みの湯量、好みの湯温のお湯をはってくれる。その後、一定時間は、お湯がさめたら追い焚きし、お湯が減ったら好みの湯最まで足してくれる。翌日、同じお湯を使って沸かし直しするときも、同じボタンを押せば良い。湯船の湯量、湯温を感知し、自助的にお湯を足したり、追い焚きをしてくれる設備だ。このシステムでは、風呂場に作動スイッチがあるほか、キッチンにもリモコンスイッチがあり、お風呂を沸かすとき、いちいち風呂場まで行かなくても済むようになっている。それも便利な点だ。このフルオートバスによく似た設備がセミオートバス。いずれも現役の設備で、住宅によってフルオートであったり、セミオートであったりする。さて、その違いは……。実は、違いは一つだけ。沸かし直しをするときと新たにお湯をはるときで、押すボタンが違うだけだ。フルオートバスの場合、沸かし直しのときも新たにお湯をはるときも「運転」とか「お風呂」、「自動」などと書かれたボタンを押せばよい。これに対し、セミオートバスの場合、「運転」とか「お風呂」と書かれたボタンを押すのは、新たにお湯をはるときだけ。沸かし直しのときは「追い焚き」とか「沸かし直し」というボタンを押す。これが、違いだ。フルオートバスにも、「追い焚き」というボタンがあるが、これは自動運転任せではなく、今すぐお湯を熱くしたいというときに押すボタン。いわば補助ボタンとなる。セミオートといっても、手間のかかり方はフルオートと大差がない。それでいて割安なため、設備コストが抑えられ、分譲価格も抑えられる。それが、セミオートバスの長所となる。

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