管理人はだれ！？

2019年11月1日「金曜日」更新の日記

もちろん、こういった優良リートのどれかを保有することは、投資の成功を保証するものではない。なぜなら個々の会社は経営ミス、経済条件の変動、その他多くの潜在的にマイナスと なる事態の展開を免れないからである。さらに、あらゆる株式は周期的な弱気相場の影響を受ける。アクティブなリート投資家は、自らのポートフォリオが最大限の投資実績をあげるよう、 過去および現在の評価方法の分析と適用に時間を使いたいものである。買入保有戦略に満足せず、リート株式をもっと活発に売り買いし、安値となっている証券で 利益をあげたいと望む投資家は、値段の決め方を知る必要がある。結局のところ、たとえ優良 リートを買うにしても高い買物は意味がない。リートが他のリートとの比較において、どの位の価値を有するかは、どのようにして決定さ れるのであろうか。そしてまた、リートが全体として安いか高いかは、どのようにして決定さ れるのであろうか。プロのリート投資家やアナリストは、すべて独自の手法を持っている。し かし、どれがベストかについては一般的な意見の一致はない。リートの評価について、万能の神器のようなものはないが、確立された方法や公式があり、それによって、リート投資の相対 的な強味および弱味、過去および将来の適正な値付け幅、そしてとりわけ、特定のリートを売 り買いするタイミングについて、切り札となるような洞察力が与えられるのである。