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民法と現実がそぐわない......。遺産が |300万円以上だとモメる確率が高い!

2019年11月15日「金曜日」更新の日記

2019-11-15の日記のIMAGE
逝族間で、日頃の付き合いがあまりなかったりすると、「迎産が少しでもあるなら、もらっておきたい」という気持ちか らモメ事に発展するケースが多いようです。遺産が少しでも残る、逗産300万円がモメる相続の境界線?「うちは何千万円も財産がないから、モメることなんてないよ」確かに逝産が少なければ、モメる可能性も低いと思われがちですが、実際には遺産300万円がモメ事が起きるか否かの境界線となることが多いようです。この理由は、相続が開始した後、葬儀やお墓の購入等に要する費用が平均で約300万円程度であると言われており、300万円以内の遺産であれば、それらの支出に消えてしまい、相続する通産がなくなってしまうためです。しかし遺産が300万円以上あると、諸々の費用を差し引いても残る金額があります。遺産が少しでもあれば「もらえるものなら、もらいたい」と思うのが人情ですし、また、手続きとしても遺産をどのように分けるのかを決める遺産分割協議を行う必要性が出てくるのです。遺産分割協議は、相続人全員が話し合いを行い、故人の遺した遺産をどのように分けるのかを決めるものです。例えば遺産分割を行う対象の財産が500万円で、相続人は子供2人のケースを想定してみます。民法上は、相続人が子供2人の場合には、2分の1ずつの法定相続分が認められています。しかし財産が500万円だからといって、法定相続分通り均等に250万円ずつという話にはすんなりいかないケースが目立っています。子供のどちらが一方がずっと親の面倒を看ていた、兄弟の誰かが住宅購入などで多額の援助を受けていたなどの理由を主張して、自分の相続分を少しでも多く主張することもあります。このように相続には、財産の大小だけでは測ることのできない心情的な要素も、多分に関係してきます。遺産が少ないから自分の家族は相続問題とは無関係だと思わずに、遺された家族が円満に相続を終えることができるよう、生前から十分な準備をしておくことが大切なのです。

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