管理人はだれ！？

2019年12月12日「木曜日」更新の日記

経営スタイル、立地、不動産セクターの面から、より一層の多様化を図ることができるように なること、そして万が一、投資の結果が芳しくないときに、経営者を容易に交代させられるこ とをあげている。各機関投資家はリートへの投資を、どのような形で継続していくのだろうか。もちろん、公 開市場で単にリート株を買うことはできる。普通株、あるいは転換優先株式の特別発行につい て、リートに対し私募発行を直接交渉することもできるし、取引当日内に受け渡しされる「直 物オファー」されている株式を買うこともできる。重要な不動産のポートフォリオを取得する こと、一つまたは複数の新しい不動産の開発に向けて、基金を提供して、リートとジョイント・ ベンチャーを形成することも可能だ。あるいは、既に所有している不動産をリート株と交換す ることもできる。このように機関投資家が関心を持っているお陰で、投資先としてのリートの 信頼性は今後も増大し続け、リートは少ない費用で必要な資本を手に入れ、より多くの業績良 好な個人所有の不動産会社はリートになることができるであろう。機関投資家や年金基金が、どのようにリートへの投資を選択しているかは重要ではない。