管理人はだれ！？

2019年12月17日「火曜日」更新の日記

一方のセキュリティ・キャ ピタル・パシフィックは南東部のリートであるセキュリティ・キャピタル・アトランティック と合併する予定である。合併後の企業は全国規模のリートになる。他のリートも、おそらく初 めは地域的な拡大を狙って後に続くだろう。これの真似をしないリートは、非常に精通してい る「地元の名選手」となるか、あるいは最終的に、もっと規模の大きなリートに吸収されるこ とになるだろう。 業績の良い未公開企業である数多くの不動産会社が、この先リートになると考えられる。し かし一方で、別の動きが現れている。一九九五年以降、熱狂的ともいうべきリート間の合併活 動が起きているのだ。リアルティー・ストック・レヴューの編集者で発行者でもあるバリー・ ヴィノカーによると、「(一九九五年三月から九六年三月までの一二か月間で)これに先立つ五年 から一〇年間をまとめた分以上の合併活動が、リートの間で行われた」。これは一九九六年前 半に書かれたものである。ウェルズフォードによるホーリー・レジデンシャルの買収、ホライ ズン・グループによるマッカーサー/グレンの買収、リート・オブ・カリフォルニアとBREプロパティーズの合併、ブラッドリー・リアル・エステートによるタッカー・プロパティーズ の買上げ、ハイウッズのクロッカー・リアルティ・トラストの購入、これらがトレンドを象徴 している。