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流動化(資産・侭権の)①

2019年12月25日「水曜日」更新の日記

2019-12-25の日記のIMAGE
資産・債権(単体および集合体を含む)を凝渡可能な状態にすることを「流動化」と表現することができる。鍛渡可能な状態にすれば売買の促進・活性化にもなることから、とくに不動産の場合は「売買促進」の意味で使われることがある。資産の所有権そのもの(たとえば、不動産の所有権)や債権そのものを譲渡可能な状態にすることでも流動化は可能である。しかし、譲り受け人が通常期待しているのは、それを取得することによって得られる経済的な利益や価値であり、対象となる資産・偵権から得られる利益や価値の分配を受けることのできる「権利」を表象するもの(具体的には証書や証券)を譲渡可能なものとすることでも、流動化の効果を実現することができる。したがって、「流動化とは対象となる資産・債権を特定し、そこから得られる価値の分配に参加満を募ること」と、改めて定義することができるし、流動化商品は資産・憤権から得られる価値分配に参加する権利を表象した金融商品ということになる。そして、権利を表象したものが証券取引法上の有価証券の形をとったものを、とくに「証券化商品」とすればよいのである。流動化のほうが証券化よりも概念としては広くなるが、英語表記にすると両者とも"Securitization"となり、両者は本質的には同じものということになる。

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