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抵当ファンドブリーフ債

2020年1月3日「金曜日」更新の日記

2020-01-03の日記のIMAGE
抵当銀行は、この発行により調達した資金を原資に、住宅ローンや商業不動産担保貸付を行っており、ドイツの不動産関連金融の基本的なスタイルになっている。抵当ファンドブリーフ債は、貸付債権とその見合いの負債が、抵当銀行の貸借対照表上にオンバランスで計上されるという点で、MBSやCMBSと決定的に異なるが、プールされた貸付債権が銀行の保有する他の資産と厳格に区分管理される等、投資家の立場から見た場合の類似点もある。一方、発行限度額が、貸付総額の六割以内(担保物件評価額の四八パーセント以内)に制限されており、担保割れが生じにくいという点で、投資安全性の高いものになっている。「ドイツ国内における抵当ファンドブリーフ債の発行残高は、九七年末で約二四三二億マルク(約一七・七兆円(九七年一二月の為替レートで換算))に上っており、バイエリッシュ・フェラインス銀行等の代表的な抵当銀行の発行する債券はトリプルAの格付を取得するなど、安全性や流動性の高い商品として、ドイツ債券市場において重要な位置づけとなっている。ドイツにおけるエクイティ型の不動産関連商品としては、前述のオープン・エンド・ファンド(OffeneImmobilienfonds)の存在が挙げられる。

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