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オープン・エンド・ファンド

2020年1月4日「土曜日」更新の日記

2020-01-04の日記のIMAGE
オープン・エンド・ファンドは、ドイツの資本投資会社法において「信託」として位置づけられ、その運営は資本投資会社(Kapitalanlagegesellschaft)によって行われている。資本投資会社は、同法により銀行と見なされており、金融当局の監督下に置かれている。また、ファンドの運用方法についても、分散投資、預金・債券等の安全資産の組入れ、開発・建設中の物件への投資制限が同法により義務づけられていることに加え、各資本投資会社の自主運用方針によりEU地域内に運用先を限定する等、投資安全性にも配慮されたものになっている。オープン・エンド・ファンドの投資商品としての特徴として、以下の三点が挙げられる。まず第一に、最低投資単位が一口八Oマルク程度(約五七〇〇円(九八年一二月の為替レートで換算))と少額であり、個人金融資産の受け皿となっていることである。例えば、ドイツの代表的な資本投資会社であるD社によれば、同社が運営する二つのオープン・エンド・ファンドの規模は、全体で一五〇億マルク超であるが、資金拠出者の数は二五万人超であり、一人当たりの平均投資額は約六万マルク程度(約四三〇万円程度)と比較的少額である。

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