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テナント・リーシングとサービサー

2020年1月28日「火曜日」更新の日記

2020-01-28の日記のIMAGE
テナント・リーシングとは、賃貸ビルのオーナーとテナントの賃貸借契約を仲介する業務であり、その業務を行う者がリーシング・エージェントである。その役割自体は従来からもマーケットに存在したが、賃貸ビル市場がかつての需給逼迫の時代から、マクロ的には需給緩和の時代に移った今日、求められる内容はより高度化・専門化している。例えば、従来のようにビルオーナーとテナントを単純に引き合わせるだけではなく、テナント企業の効用を最大化するビルの仕様を把握した上でビルオーナーに改善案を提案し、最終的に入居に結びつけること等、より高度なサービス内容が求められるようになっている。この分野は、オフィスビル仲介業者にとって、従来の業務と近接性があるため参入しやすく、実際にサービス内容の高度化に向けた動きも出てきている。このほか、ショピングセンター系ビルの場合の物販・飲食関係テナントの誘致に強みを持つ内装工事会社も、証券化を念頭に置きながらリーシング・ノウハウを商品化する動きが見られる。サービサーとは、債権者から委託を受けたり、債権を譲り受けたりすることを通じ、債権の管理・回収を行う専門業者のことを言う。不動産証券化の場合、サービサーは、証券化の対象となった資産から発生する債権の管理・回収を的確に行うことにより、資産の価値を実質的に高めていく機能を担う。

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