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取り付けられないシャンデリア

2020年2月15日「土曜日」更新の日記

2020-02-15の日記のIMAGE
"田舎風のリビングを作りたかった私にとって、リビングに吊すシャンデリアには強いこだわりがありました。ビクトリア時代のこぢんまりしたフラットの暖炉と並ぶ、インテリアの見せ場になるのですから。-パラブやラニとホームセンターや問屋を回った後も、ローラアシュレイ、ハビタ、映画でも有名なポートベローロードのアンティーク店など、大げさではなくロンドン中を探し回ったのですが、価格がケタ違いに高くてかつ装飾的だったり、安っぽかったり。あるいは空間に対してサイズが大きすぎたりと、なかなか思うものが見つかりませんでした。 ところが灯台下暗し。偶然立ち寄った地元フィンチェリーロードのインテリアショップに、小さめで気の利いたデザインのシャンデリアがいくつもあることを発見。そのなかの一つに、絡まったツルバラを模したデザインのシャンデリアがあり、クリスタルのドロップが美しいのもあって「これだ!」と決めました。 以前、結婚の贈り物にいただいたベルギー製のシャンデリアが四〇万円だった事を思えば、中国製であっても一七五ポンド(二万六二五〇円)と手頃で、すぐに工事中の自宅まで配送してくれるというので、その場で支払いを済ませました。 ところが、届いたシャンデリアを確認したパラブは、これは取り付けられない。シャンデリアのフィッティング(取り付け金具)が一切入ってない、至急店に確認して欲しいと言うのです。 私とラニはフラットに残されていた鏡の縁に、ホームセンターから買ってきたアクリル絵の具でペイント塗装している最中でした。 慌てて作業を終え、店に電話をかけました。けれど、どれほど説明しても店主は留め具は入っているはずの一点張り。パラブにも電話を代わってもらいましたが、全く要領を得ません。 現物を持って店に行くしかないという私に、ラニが車を出すと言ってくれ、スタッフ第と共にシャンデリアの入った大きな箱を積み込んで再度出かけました。"

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