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イギリスに住み続ける理由 (3)

2020年2月22日「土曜日」更新の日記

2020-02-22の日記のIMAGE
"大雪による道路の渋滞ですっかり日が暮れても車はノロノロ運転、ハムステッドまでたどり着けない。お楽しみのチョコレートシェイクの店はもう閉店時間だとあきらめたところ、ラニが急に「うちの家族がやっているレストランに行こう」と、激しく雪が降り続ける中、コリンデールへと車を回しました。 何とかたどり着いたのは、思わず踊り出したくなるような、陽気なインドの音楽が流れている開店前の広いレストラン。カウンターで待っていたのは、彼女の兄と弟でした。ラニはハーシーズ、キャドバリーなど、いくつかの板チョコを私たちに見せて好きなチョコレートを選ばせると、それを弟に命じてミキサーにかけさせ、実においしいチョコシェイクを出してくれました。「マイ・ベイビー」と一〇代の弟とじゃれ合う、きょうだいの中で紅一点のラニの屈託のなさは、家族に愛されて育ったからだと納得できました。「ラニは車の中で何度も言っていました。「インドに住んでいる親戚はみな長生きで、向こうに住めば働き詰めの生活から解放されるけど、私は家族から離れたくないからロンドンにいるの。でもこの国は変よ。私たちは高い金利で家を買っているのに、ソマリア人や移民は何もせず、私たちの税金で大きな家に住んでいる。イギリスは貧乏人が得する国だから嫌い。私の夢はいつかきれいなカナダのバンクーバーに住む事なの」 "

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