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狭くなった分、明るく住み直す(2)

2020年3月9日「月曜日」更新の日記

2020-03-09の日記のIMAGE
台所は安全第一と、母親の強い抵抗にもかかわらず、調理用レンジは電気に変えてある。母親はいままで長年使いなれた都市ガスにしたいと主張したけれど、京子さんの強い反対に、とうとう折れたというわけ。-改築後二年目を迎えて、ようやく電気調理台に少しは慣れたもよう。このごろはよくできていて、電気を入れっ放しのときは赤字でサインが大きく出るようになっていたり、声の出るものまであったりで、安全は行きとどいている。・私の父はその反対で、娘たちの勧める電気に強い抵抗を示し、断固として、使いなれた都市ガスを調理には使いこなし、八九歳まで貫き通した。現在、焦げつき消火機能がついて、料理が焦げつきはじめるとセンサーが感知して自動的にガスが止まったり、また天ぷら油火災防止機能もついており、二五〇度で自動消火して、油火災を未然に防いでくれたり、空だきも自動的に防いで止まるようになっていたり、安全対策は年々進歩している。電気とガスと、どちらが安全でどちらが危険といいきれないところもあり、それは使う人の慣れが基調になるのではないだろうかと私は思う。食堂は六~七人がゆっくりと円テーブルを囲め、中庭が眺められるようになっており、ここが母娘の接点になっている。和室には広縁があって庭に出られるようになっており、母親のお気にいりの部屋ともなっている。完成して住みはじめたときは、なんとなく気持ちが落ち着かず、使い勝手がわからないで、まごついたが、やっとこの家になじみ、住みなれて、娘の京子さんのやさしい心根も理解でき、いまは快適に住みこなしている。

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