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居間「好きな自分」になれる部屋(2)

2020年3月31日「火曜日」更新の日記

2020-03-31の日記のIMAGE
いまや夫と妻だけとなったら「リビング」もそれまでとは様変わりしてもいい。つまり「私たち」だけの、あるいは、「私」だけの部屋になるのだから。だとしたら、「私は毎日何を楽しみ、大切にしているのか」に徹底してもいいのではないか。いつも友だちに来てほしい。その「会話」こそが自分の生きている楽しさ、証し、と思うなら、10畳から一二畳くらいを夕タミ敷でもソファに床暖房でも、要はゆったりくつろげることを主にしたらいい。趣味が生きがいで日本舞踊をしているなら、せめて六畳分くらいの板の間と座った視線で見る場がいるだろうし、お茶が好きなら四畳半でも六畳でもよいから茶室とそれに付属する水屋が必要であろう。またピアノを弾くなら一二畳くらい。読書三昧でというなら周辺すべて天井まで本棚にして、後はハイバックチェアとライティングデスクを置いて八畳......と、ことほど左様に、「自分が好きなこと」「大切にしたいこと」「生きている限り続けたいこと」に焦点をしぼってリビングを考えればいいのではないか。その際足腰が冷える年頃なのだから、できれば床暖房を欲張りたい。人生五〇歳までは、自分だけではなくむしろ自分を殺して他との関係を大切に生きてきたのだから、それから先は、自己も完成して「自分の好きなこと、やりたいこと」も見えてきた年代なのだから、ここは一番エイヤッと気合を入れて、自分のしたいままに、自分のあるがままに、すなわち「我が儘」な空間を手に入れよう。それが私のリビング。リブ、生きていること。我が儘に生きているリビング・ルーム。[小さなコメント]・リビングの広さは一〇畳はほしい。いまのマンションは六畳が基準だけれど、我が儘、な空間にするなら、最低でも一〇昼。・リビングの暖房にはさまざまな方式があるが、昔からいう頭寒足熱、足腰があたたかければ体全体あたたかく感じ、行動がなめらかになる。そのためには床暖房が望ましい。あとは好き好き、コタツも火鉢もよい。ただし補助的に。リビングの天井は、同じ面積でも天井が高いと、ゆったり感じる。・コンセントは豊富にあったほうがいい。音楽を聞いたり、パソコン、簡単な調理、雰囲気を出す照明、テレビ、カラオケ等々のために数を多くほしい。そのためにはいまや家庭でも三〇アンペア以上はみておきたい。・決まりきった家具は置かない。いわゆる三点セット、五点セットを置いた途端に、「あなた」までが決まりきった人に見えかねない。このセットから自由になって自由に必要な家具が選べたら、それが「私だけ」の空間の第一歩。

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