管理人はだれ！？

2020年4月1日「水曜日」更新の日記

料理を手早く、しかもおいしくつくることは理想ですが、私の場合ではなかなか理想にほど遠いのが実状です。また、掃除や洗濯は好きですが、料理はむずかしいと敬遠していたのも事実です。四〇代になってから参加した勉強会で、ひとりで一〇人分の夕食を任される「料理当番」という役目があり、料理の苦手な私は大いに困ってしまいました。料理も毎日つくりつづけるから腕も上達するのであって、掃除同様サボっていると、いやになり、ついデパ地下頼み!になってしまっていたからです。でも、料理当番では逃れるわけにはいきません。献立の五品を、温かい料理はアツアツで、冷たい料理はぬるくならず、いかにきちんと揃えてフィニッシュするか。これが本当に大変であることに気づかされました。それで、練習をくりかえしながら試してみたのが、五品の料理を分解して、手順を「工程表」にすることでした。その表にしたがって五品をつくっていったのです。一度工程表をつくってみると、手順を動きで覚えることができ、ムダな動き、必要な動きが、しっかりと身につくことがわかりました。それからは、ときどき工程表をつくっては料理をしていましたが、それもしだいに手放せるようになりました。料理に限らず、もしあなたに苦手な家事があったなら、まず手順の工程を書き出してみることをおすすめします。