管理人はだれ！？

2020年4月9日「木曜日」更新の日記

食べおわったら待っているのが、あと片づけです。どんなに友人が多く集まっても、油ものがなければ始末は超カンタン・手間なしです。大半の食器はぬるま湯で洗い流すだけで落ちるのですから。「ただの手抜きね!」とは失敬ですが、当たっていますよ。海苔につける醤油の小皿や、ホウレンソウのおひたしを入れた小鉢に付着しているのは、水性の汚れです。ジュースやビールを入れたグラスや、コーヒー、紅茶のカップ、緑茶の湯呑み茶碗の場合も、やはり水性の汚れ。ご飯の茶碗はでんぷん質の汚れです。いずれも、油分はほとんど含まれていないので、洗剤を使う必要はまったくありません。洗剤は油性の汚れを落とすときに必要となるのですから、油性の汚れがなければ、必要ないのです。洗いものを手早くすませたいのなら、「食器はすべて洗剤で洗うもの」という考えを完全に捨てること。油性の汚れのついた食器のみ洗剤で洗い、ほかの器はぬるま湯で洗います。洗剤をすすがなくてすみ、食器洗いの手間が省けます。しかも、洗剤の使用量が減るので、手荒れが防げ、洗剤代も安くなり、何より川を汚さなくてすむエコロジーに。一石二鳥ならぬ、一石四鳥。それでもあなたはまだ、醤油の小皿に洗剤を使いますか?