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油のついた食器は決して重ねない

2020年4月10日「金曜日」更新の日記

2020-04-10の日記のIMAGE
食べおわった食器をキッチンへ運ぶとき、油でギトギトしている皿の上に茶碗やグラスなどを平気で置いたり、油で汚れた皿同士を不用意に重ねたりする人を見かけます。思わず、「ダメ!」と叫びたくなる私。食洗機が普及しだしたとはいえ、わざわざ茶碗やグラスに油をつけ、皿の製まで油で汚しては、面倒。油は洗剤を必要としますから、時間と手間がかかるわけです。洗いものに時間と手間をかけたくなかったら、運ぶ時点から、油のついた食器は重ねないことです。料理を盛りつける段階でも、油を使った炒め物や揚げ物などは、皿にレタスや茹でた菜っ葉を敷いた上に盛りつけます。料理の油が皿の表面につくのを防げるからです。サラダでもレタスなどの葉ものを敷いて、マヨネーズやドレッシングがはみ出さない、しみ出さないようにして、洗う手間を省きます。こんなちょっとした工夫や注意が、食器洗いの「省時間」につながるのです。食器洗いには合理的な手順というものがあります。まっ先にすることは、洗い桶にぬるま湯をはって、その中に、ご飯やいも類などのでんぷん質の汚れがついた食器を浸けます。でんぷん質の汚れはこびりついて、取れにくくなるので、ぬるま湯でゆるませておくのです。その間に、油汚れはペーパーで拭き取るか、ゴムべラでこすっておく。これが手順です。醤油やジュースなど水性の汚れは、蛇口の下で水をかけてざっと落としておきます。次は食器をこすります。道具はタワシやスポンジ、ブラシなど、好みのものでかまいません。いずれの道具も最初にこするのは、湯呑みやグラス、醤油の小皿など、水性の汚れがついた食器。次が油ものに使った食器です。タワシやスポンジやブラシに洗剤を一滴つけてよく泡をたて、こすります。最後が、洗い桶に浸けておいたでんぷん質の食器です。でんぷん質の汚れは取りにくいから、少しでも長く水に浸けておきたい。最後にこするのは、そのためです。こすりおわったら、湯を流しながらすすぎます。汚れがしっかり落ちているか、指先でキュッキュッと鳴る音を確認しながらすすいでいくのが、手間なくきれいに洗い上げるコツです。

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