管理人はだれ！？

2021年6月4日「金曜日」更新の日記

収益物件では、だれも居住していない物件のことを空室物件と呼んでいます。入居者がいない以上、まず入居者募集の手配をしなければならないというわけですが、契約前に部屋の中をチェックすることができるのです。アパート経営をする場合、空室がなかなか埋まらないのが最大のリスクです。そのリスクを解消するということで、家賃保証をする管理会社が登場してきましたが、実際は家主側にとってプラスになることはないと思って間違いありません。一括借り上げの欠点として知っておくべきなのは、数年ごとの更新時の改定により賃料が元より安くなることがあり得ることと、将来的にも契約し続けるつもりなら、コストはオーナーが負担して修繕工事を実施することが必要であるということだと聞きます。自分自身の居宅とすることを考えたときには、建てられたばかりの新築が良いかもしれませんが、投資先としてみると、あべこべに「中古のメリットが見逃せない」といったこともマンション経営の難しさであり面白さなのでしょう。不動産投資の資料請求では、記されている不動産投資利回りの値を全面的に信用したらまずいです。ほとんどの不動産投資利回りが、賃料の値下げといったことには目をつぶっていると想定されるからです。