管理人はだれ！？

2021年8月6日「金曜日」更新の日記

投資対象の一つと言える収益物件には、初めから賃借人がいる、オーナーチェンジ物件と言われるものなど、購入した時点から家賃で収益があげられるようなものも目に付きます。収益の面ではいいのですが、欠点として、部屋の中の様子を見ることは基本的にできません。賃貸料で利益をあげる賃貸経営と言うと、アパート経営であるとかマンション経営がありますが、この経営において神経を使わなければならないことを挙げるなら、空室対策があるのです。賃貸経営と申しますと、不動産を貸すことから生まれてくる収入に的を絞った不動産投資のことを言います。つまりは、売買差益を当てにする方式とはまったく異なるのです。しばしば耳にするサブリースというのは、マンション・アパートといった不動産の賃貸経営での「複数年一括借り上げ」だとか「空室保証」のことなどを言うと思われていますが、本来の意味としては借りている不動産会社が入居者に又貸しすること、言い換えれば転貸借だと言えるでしょう。不動産投資と称されるのは、所持している不動産を取引するという場合もありますが、こういった輝かしきバブル期のような売買差益を手にする為の投資じゃなく、確実に賃貸料回収を追い求めるという簡潔明瞭な投資です。