管理人はだれ！？

2022年11月8日「火曜日」更新の日記

不動産投資セミナーもいろいろありますが、不動産投資会社が主催者になっていることが多いわけで、そこが管理している物件の入居率が高いのか低いのかを見てみるというのも、セミナーの質を識別する一つの方法です。資産を運用するために収益物件を取得すると決めて物件探しをしていると、最初っからだれかが居住している物件を見つけることもありがちです。これはオーナーチェンジ物件などと言われ、物件取得時から家賃が入ってくるのです。アパート経営ですと、どんなに悪くても一定期間ごとに複数入居者分の家賃収入が期待できるので、同じお金を出す場合でも、マンションと比較対照して収益性は良いと言えるでしょう。マンション経営につきましては、「いくらの節税効果が期待できるかとか利回りのよいものを選ぼう」などと言われることが多いですが、金額の面に振り回されると、思いとは裏腹に痛い目に遭うことにもなりかねません。賃料で稼ごうという不動産投資では、収益物件の価値を見極めるための指標として利回りを重視することが通例ですが、ざっくりと単年の収入を物件の価格で割って出す表面利回りと、必要経費を考慮した実質利回りとに分類されるので、混同してはいけません。