部屋探しは重要!快適な生活を送る方法!あたらしくらし

トップ > 令和5年6月> 12日

フルリノベーションのメリットとデメリットとは

2023年6月12日「月曜日」更新の日記

2023-06-12の日記のIMAGE
【フルリノベーションとは】 フルリノベーションとは、建物や部屋を一から作り直すリノベーションの一種で、スケルトン状態の建物や部屋に対して、内装や設備などすべてを新しくすることを指します。 通常のリノベーションとは異なり、既存の内装や設備を一部残すことなく、全てを新たに作り直す点が特徴です。 〈スケルトン〉 スケルトンとは、建物や部屋の骨組みや基礎構造を指します。 具体的には、壁や床、天井などの仕上げ材を取り払った状態を指し、内装や設備が一切ない状態を表します。フルリノベーションでは、このスケルトン状態の建物や部屋に対して、すべてを新しく作り直すことが特徴です。 〈リフォーム〉 リフォームとは、建物や部屋を修繕や改修することを指します。 主に、内装や設備の一部を取り替えることで、快適な空間を作り出すことが目的です。一方、フルリノベーションは、スケルトン状態から全てを新しく作り直すため、建物や部屋の設計や間取り、内装、設備などを自由にアレンジすることができます。また、建物や部屋の老朽化や機能性の問題を解消することもできます。 【フルリノベーションのメリット・デメリット】 〈メリット〉 ・間取りの自由度が高い フルリノベーションを行うことで、間取りの自由度が非常に高くなります。壁を取り払ったり、柱を移動させたりすることで、使い勝手の良い間取りを作ることができます。 ・固定資産税が安くなる フルリノベーションを行うことで、建物の年式が新しくなります。そのため、固定資産税が安くなるというメリットがあります。また、断熱性や耐久性が向上するため、光熱費も削減できる可能性があります。 ・耐震補強ができる フルリノベーションを行うことで、耐震補強を施すことができます。大規模な地震が起きた場合でも、建物が倒壊しないようにすることができるため、安心して暮らすことができます。 〈デメリット〉 ・コストが高い フルリノベーションは、大規模な改装工事を行うため、コストがかかるというデメリットがあります。特に、間取りを変更する場合は、配管や電気工事の移動などが必要になるため、費用がかさむことがあります。 ・工期が長い フルリノベーションは、大規模な改装工事を行うため、工期が長くなるというデメリットがあります。特に、間取りを変更する場合は、建物の構造を変更する必要があるため、工期が長くなることがあります。 ・周囲の環境が変化する フルリノベーションを行うことで、建物の外観や周囲の環境が大きく変わることがあります。 例えば、建物のファサードが変わったり、窓の位置が変更されたりすることで、周囲の景観が変化する可能性があります。そのため、周囲の住民や関係者との調整が必要になる場合があります。 また、周囲の環境に対して配慮する必要があるため、都市計画や景観法などの規制に適合する必要があります。そのため、事前に地元自治体や関係機関との協議が必要になる場合があります。 【フルリノベーションにかかる費用】 〈マンション〉 マンションのフルリノベーションには、以下のような費用が必要となります。 ・設計費用 ・解体費用 ・内装工事費用(床、壁、天井など) ・ユニットバス、キッチン、トイレなどの水回りの設備費用 ・電気工事費用 ・給排水工事費用 ・エアコン設置費用 ・外壁、屋根塗装費用 ・ライティング費用 ・インテリア家具、照明器具、カーテンなどの費用 一般的にマンションのフルリノベーション費用は、2000万円以上となることが多いと言われています。 これらの費用は、マンションの広さや仕様、リノベーション内容によって大きく異なります。 〈一戸建て〉 一戸建てのフルリノベーションには、以下のような費用が必要となります。 ・設計費用 ・解体費用 ・内装工事費用(床、壁、天井など) ・ユニットバス、キッチン、トイレなどの水回りの設備費用 ・電気工事費用 ・給排水工事費用 ・エアコン設置費用 ・外壁、屋根塗装費用 ・ライティング費用 ・インテリア家具、照明器具、カーテンなどの費用 一戸建ての場合、広さや構造、築年数によって費用は大きく異なりますが、一般的には5000万円以上の費用が必要となることが多いと言われています。 【まとめ】 今回は、フルリノベーションのメリットと費用についてご紹介しました。フルリノベーションは、住宅の老朽化や間取りの変更など、様々な問題を解決することができるため、最近では注目を集めています。また、耐震補強や断熱改修など、リノベーションによって行われる改修工事は、住宅の価値を上げることができるため、将来的に売却する際にもメリットがあります。ただし、費用はそれなりにかかるため、十分に検討してから決断することが大切です。

このページの先頭へ